第一回 1994年6月 大会長 水口公信
シンポジウム「死の臨床の明日を切り開く」
記念講演「江戸人の生き方―大田南畝の場合」 中野三敏 九州大学
第二回 1995年6月 大会長 藤木雅清
シンポジウム「QOLとチームケア」
特別講演「私の死生感」 寺本松野 聖母女子短期大学
第三回 1996年6月 大会長 白土辰子
シンポジウム「在宅死―患者中心の医療に生かす現場の声」
特別講演「在宅ホスピスの現状と未来」 佐藤智 ライフケアシステム
第四回 1997年6月 大会長 小松浩子
メインテーマ「生を支える」
特別講演「その人らしい生を支えることの大切さ」 季羽倭文子
第五回 1998年6月 大会長 長山忠雄
メインテーマ「在宅での死の迎え方」
特別講演「死生学の現状」 平山正美 東洋英和女学院大学
第六回 1999年7月 大会長 磯崎千枝子
メインテーマ「自己決定」
基調講演「自己決定とインフォームドコンセント
−更なる意識変革をめざして−
岡部貞夫 埼玉県立がんセンター
講演「宇宙物理学者の語る命と死」 佐藤勝彦 東京大学
対談「人間らしく生きるとは?」 佐藤勝彦、山崎章郎
第七回 2000年6月 大会長 小澤竹俊
パネルディスカッション
「日本人のスピリチュアリティー終末期における生への援助」
特別講演1「いのちを救うとは」 柳田邦男 作家
特別講演2「『いのち』が成立する場所とスピリチュアリティ」
森岡正博 大阪府立大学
教育講演「たましいの声を聴く」 村田久行 東海大学
第八回 2001年6月 大会長 村上國男
メインテーマ 「 死の臨床の原点に帰る 」
シンポジウム 「 死の臨床の原点とは 」
特別講演 「死の臨床― がんで死ねる人、死ねない人―」
大熊由紀子 朝日新聞論説委員
第九回 2002年6月 大会長 庄司進一
シンポジウム「一般病院における緩和ケア」
特別講演「告知と自己決定」 村上國男 救世軍清瀬病院
第十回 2003年6月 大会長 田中雅博
シンポジウム「全人的ケア―スピリチュアル・ケアの現状と将来―」
大会長講演「ローマ教皇庁医療司牧評議会の国際会議に
仏教の立場から出席して」田中雅博 普門院診療所
第十一回 2004年6月 大会長 渡辺 敏
シンポジウム「在宅での看取り」
特別講演「疼痛緩和医療をめぐって―生命倫理学的視座からの考察―」
五十子敬子 尚美大学学園
第十二回 2005年6月 大会長 岡部貞夫
シンポジウム「グリーフケアの現状」
特別講演「遺された人への心のケアーこれからの展望と課題」
アルフォンス・デーケン 上智大学
第十三回 2006年6月 大会長 古谷小枝子
メインテーマ“「言葉はつかめるか?」−その皮膜を汲う−”
シンポジウム「『臨床(看取り)の瞬間』共生・共存」
特別講演「言葉はつかめるか?」 竹内敏春 演出家
第十四回 2007年6月 大会長 林 章敏
メインテーマ“「がん難民救済への取り組み−受け入れと受け容れ」
シンポジウム「がん患者への対応、がん難民救済への取り組み」
特別講演(市民講座)
「私が学んだ人間の生き方〜シュヴァイツアー博士と神谷美恵子」
日野原重明
第十五回 2008年6月 大会長 原 敬
メインテーマ「悲しみに向き合う」
特別講演1「『苦しみに向き合う』〜自分の心を覗く〜」
平野 博 松坂市民病院
特別講演2「苦しみに向き合う〜スピリチュアルペインとそのケア」
山崎章郎
第十六回 2009年6月 大会長 黒岩 卓夫 (新潟)
メインテーマ「在宅での緩和ケアと看取りをどうサポートするか」
前夜祭「日本的な生死観と看取り・徹底トーク」
シンポジウム
「在宅を基点とした中で緩和ケアをどうとらえ実践するのか」
第十七回 2010年6月 大会長 三枝 好幸 (東京)
メインテーマ「この命に輝きを 〜これが私のホスピスマインド〜」
講演:新倉晶子(音楽療法士)、中島美知子(在宅ホスピス医)、
沼野尚美(チャプレン)
シンポジウム:「今再びホスピスマインド」
第十八回 2011年6月 大会長 平方 眞 (長野)
メインテーマ
「つなげる、つながる 〜人と人、心と心、命と命をつなげよう〜」
講演:「つなげる、つながる」山崎章郎(ケアタウン小平)
「明日はつながるか」高橋卓志(神宮寺住職) ほか
第十九回 2012年6月 大会長 粕田 晴之 (栃木)
メインテーマ「ホスピスマインド!いつでも、誰でも、どこででも」
基調講演:「心寄り添うケアとは」沼野尚美
特別講演:「ホスピスは暮らしの中に 〜かあさんの家の実践から〜」
市原美穂 ほか
第二十回 2013年6月 大会長 横山 宏 (山梨)
大会テーマ「共に生きます。この大切な時期を」
特別講演1:長尾和宏(長尾クリニック 院長)
特別講演2:柏木哲夫(金城学院 学院長) ほか
第二十一回 2014年6月 大会長 岩井 直路 (千葉)
大会テーマ「在宅での看取りを、死の臨床の立場からどう支えるか」
第二十二回 2015年6月 大会長 志真 泰夫 (茨城)
大会テーマ「これからのことを話し合う
アドバンス・ケア・プランニング」
特別講演:「これからのことを話し合う
アドバンス・ケア・プランニング」木澤義之
一般演題:「これからのことをどう話し合うか」5演題 ほか
第二十三回 2016年6月 大会長 今井 洋介 (新潟・新潟市)
大会テーマ「生と死の輝き 〜日本人にとっての幸せな死とは〜」
講演:「死を大切にする生き方」尾角光美
シンポジウム:「日本人にとっての幸せな死とは」 ほか
第二十四回 2017年6月 大会長 原 敬 (埼玉・大宮)
大会テーマ「治療現場における死の臨床」
講演:「ホスピスの理念の再興」株本千鶴
「治療現場における死の臨床」平野 博
シンポジウム:「治療現場における死の臨床」循環器、整形外科ほか
第二十五回 2018年6月 大会長 笹本 肇 (群馬・高崎)
大会テーマ「こどもの死・大人の死」
シンポジウム:「こどもの死・大人の死」
講演:「子どもにとっての仲間、親、きょうだい、そして自分の死」
小澤 美和
「医療現場から死を学ぶ」佐藤 尚文
第二十六回 2019年6月 大会長 横山 太郎 (神奈川・横浜)
大会テーマ「これからの看取り」
シンポジウム1「これからの看取りの場」
シンポジウム2「これからの看取りの担い手」
第二十七回 2020年9月 大会長 高宮 有介 (東京・品川)
(新型コロナウイルス感染拡大のためWEB開催)
大会テーマ「いのちと向き合うあなた自身のケア」
第二十八回 2021年6月 大会長 高橋 昭彦 (栃木・宇都宮)
大会テーマ「0歳から百歳を超えていのちに向き合う」
オンライン配信(会場:済生会宇都宮病院みやのわホール)
第二十九回 2022年6月 大会長 平方 眞 (長野・長野市)
大会テーマ「死と日常の距離感」
会場+オンライン(会場:清泉女学院大学長野駅東口キャンパス)
第三十回 2023年6月 大会長 篠原 靖志 (千葉・成田市)
大会テーマ「患者と家族の 希望のずれ にどう向き合うか」
会場+オンライン(会場:成田市文化芸術センタースカイタウンホール)
日時:2023年6月11日(日)10:00〜16:30
第三十一回 2024年6月 大会長 阿部文明・前澤美代子(山梨・甲府市)
大会テーマ「死の臨床における 回復する力」
会場+オンライン実況(会場:山梨県立大学池田キャンパス)
日時:2024年6月2日(日)10:00〜16:00
<第1回関東支部大会の思い出>(1994年6月 会場・上智大学:松岡寿夫先生より寄稿)
世話人会の話題で地方部会の発足について話が出ました。まだ私が国立西埼玉中央病院に勤務していた頃です。病院に帰り、本部から関東地方の会員の名簿を送ってもらいました。500名位の会員の住所に、死の臨床に興味のある西埼玉中央病院の看護師さん2名と共に、関東支部発足の趣旨と会に参加を呼びかけた手紙を封書に入れ、研究費から捻出して購入した切手を貼り、病院の図書室で夜遅くまで作業をしました。
第一回の参加者は200名ほどだったと記憶しています。
なんせ、資金のない時なので二十数名の会員から一万円ずつ寄付していただき、それを元に第一回の会を上智大学で開きました。その準備はボランティアで十名ほどの会員にお願いいたしました。デーケン先生のお力をフルに使わせてもらいました。今は亡き村上國男先生にも相談に乗ってもらいました。
今考えると、とても強引なことをしたと思います。
〒143-8541
東京都大田区大森西6-11-1
東邦大学医療センター大森病院
緩和ケアセンター内