支部長挨拶
東邦大学医療センター大森病院 緩和ケアセンター 中村陽一
日本死の臨床研究会関東甲信越支部では、年に1回の支部大会を開催しております。1994年に第1回の支部大会を開催いたしました。以来、地域における「死の臨床」の活動を促進するために、毎年各県での持ち回りで支部大会を担当していただいております。
本会(全国組織)ならびに支部会の最大の特徴としては、医療者だけでなく患者・家族、宗教家、その他の立場、死の臨床に関わる全ての人が、「真の援助の道を全人的立場より研究していくこと」があげられます。支部大会の前日には、例年、会員の交流の場として懇親会を行なっておりました。しかし、新型コロナ感染症により懇親会を行うことが難しくなり、支部大会もこの2年間は、遠隔での開催となっております。直接、会員同士が会って話すことが難しい状況がまだ続いておりますが、ポストコロナ時代の支部大会のあり方も検討していく必要があると考えております。会員の皆さまから、是非、支部のあり方、活動についてご意見を頂けますと幸いです。
支部の活動として、年に2回のニューズレターの発行を行なっております。支部大会の告知・報告、支部役員によるリレーエッセイを中心に掲載しておりますが、会員の皆さまが会員でよかったと思えるように取り組んでいきたいと考えております。ぜひ、新しいアイデアがあれば事務局にお教えください。
日本死の臨床研究会 関東甲信越支部は、本会とは別に支部への入会の手続きが必要です。ネットで手続きが可能です。ぜひ、支部の活動にも多くの方がご参加いただければと思っております。今までの伝統を引き継ぎ、良きものを継承しつつ、新たな時代の死の臨床を共に考えてまいりましょう。
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東邦大学医療センター大森病院
緩和ケアセンター内