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支部事務局:東邦大学医療センター大森病院
緩和ケアセンター内

関東甲信越支部についてPROFILE

関東甲信越支部の概要

 日本死の臨床研究会関東甲信越支部は、「死の臨床にあって患者と家族に対する真の援助の道を全人的立場から研究する」ことを目的とする日本死の臨床研究会(本会)の地方支部です。本会同様に、法人格を持たない有志の研究会です。

 死の臨床に、援助は欠かせません。援助する人も援助される人もその援助が「真の援助」であることを求めていますが、その両者にとって真の援助であるためには、科学的な合理とともに人の人生という時に不条理にも思える「物語」の文脈からも大切なものを読み取る関心を持って学び続けることが求められます。

 支部といっても、カバーしている地域は1都(東京)9県(群馬、栃木、茨城、千葉、埼玉、神奈川、山梨、長野、新潟)と広範囲です。毎年開催される支部大会は、東京一極集中ではなく関東甲信越各地で開かれています。

 この地域にあって、臨床の問題や課題に取り組む会員(仲間)によって構成されていますので、それぞれの探究の成果や地域ごとの多様な取り組みに触れるチャンスにも恵まれ、それぞれの地域で活躍する他の研究会などとも協働して、人のつながりやリソースのネットワークに役立てています。

支部の主な活動

 日本死の臨床研究会 関東甲信越支部では、おもに次のような活動をしています。

・支部大会
 毎年6月上旬に、支部大会を開催しています。支部大会は1994年の第1回大会から始まり、以後毎年欠かさず続けています。当初は「関東支部」であった支部が「関東甲信越支部」と活動の範囲を広げるのに伴い、2009年の新潟を皮切りに「甲信越」でも支部大会を開催しています。これまでの歴史については、<会の沿革>のページをご覧下さい。

・ニューズレターの発行
 毎年2回、支部活動の報告やエッセイ、さまざまなご案内などを掲載したニューズレターを発行し、会員の皆様にお届けしています。

・その他の活動
 役員会を開催し、さまざまな情報交換、死の臨床を支える活動への応援、年次大会の主催(最近では2018年新潟大会)などをおこなっています。


本部と支部との関係

 「日本死の臨床研究会」には、本部を中心に活動している全国組織と、全国を7つのブロックに分けた支部組織があります。本部は全国組織の中心であり、支部を束ねる存在でもありますが、支部は単なる下部組織というわけではなく、各地で工夫をしながら独自の活動を続けています。

 関東甲信越支部は、全国7つの支部の中でも最も大きな支部で、毎年支部大会を圏内各地で行うとともに、2011年には幕張メッセで、2018年には新潟の朱鷺メッセで年次大会を主催するなど、精力的に活動を続けています。

関東甲信越支部事務局

〒143-8541
東京都大田区大森西6-11-1
東邦大学医療センター大森病院
緩和ケアセンター内